使える・話せる・イタリア語単語
定価:本体 1,300円+税
(税込定価: 1,404円)
ISBN978-4-87615-030-4
判型:新書判
252ページ
テキスト
入門~初級
1999年12月1日発売
日本語ですばやく引ける
日常生活でよく使う約2000の単語を目的別に分類。ページ毎に意味で関連付けられた言葉が集まっているので効率よく身につく。発音と基本的な文の仕組みについての解説もあり、入門者におすすめの一冊。携帯しやすいハンディーサイズで街なかでも大活躍!

はじめに

 他の国民に比べて日本人は,他国の文化に対して好奇心を持ち,それをうまく学びたいという前向きな姿勢を持っています。10年近く前,私たちが日本に暮らしていた頃,日本ではイタリアブームが起き始めていました。美術はもちろんファッション,デザイン,イタリア料理への関心が広まっていました。私たちはその後イタリアへ移り,日本の方々がイタリアへ来るのを見ながらこう感じます。イタリアブームは私たちが思っていた以上に定着していて,こちらへ来る日本人は普通のツアーだけでなく,かなり専門的な旅行とか留学をしている方もいらっしゃるようです。それは,イタリアのいろいろな地域でオリーブオイルやワインを試飲するツアーであったり,一番典型的と思われるナポリ風ピザ屋さんを食べ歩きしているグループであったりします。

 人気のイタリアレストランへ行くと,必ずキッチンには日本人のコック研修生が1人か2人はいます。それを評価しているのか,イタリアの有名な美食についての雑誌では,日本にあるイタリアレストランについての座談会をしたくらいです。日本のソムリエもかなり世界レベルで優秀と思われるようになってきたらしく,ある日本人のソムリエはイタリアの大きなワイナリーで働いています。そして日本からやって来るお客様がどれだけ大事かを示している例として,フィレンツェにある有名なブティックでは,日本人店員のみを数十人も雇っているくらいです。

 これからますますイタリア語を勉強する方が増え,この本を参考にしていただけたらとても嬉しく思います。

1999年11月   
Guido Busetto
橋本 信子
Guido Busetto

 1949年イタリアのVenezia生まれ。Venezia大学,東京大学に学んだ後,コロンビア大学大学院でジャーナリズムを修める。イタリア国営テレビ日本特派員を経て,1984年よりイタリアの経済新聞Il Sole 24 Oreのアジア支局長。1999年からは,Sienaの近くのChianti Classico地区のワイナリーCastello di Selvoleの経営に携わる。セルヴォレ・ワインは日本にも輸出されている。

橋本信子

 1952年東京生まれ。聖心女子大学卒業。ロンドンのファイナンシャルタイムズ社に勤務した後,東京で『アジアウォールストリートジャーナル』の記者を務め,Guido Busettoと結婚,イタリアに滞在する。現在,ワイナリーとagritourism[アグリトゥリズム]の経営で活躍中。