週5日の学習で1か月、最短で20日間で終了
1トピックにつきｘ3フレーズ
各フレーズには文法的な解説や知っておきたい知識も掲載。
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もちろんパソコン、タブレットでもOK！
本書に対応した音声は無料でダウンロードしてご利用いただけます。ご活用ください。
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※ためし読みの色は実際の書籍とは異なります。
はじめに
この本を手に取った方は，ドイツを旅行するときにドイツ語を話してみたいと思ったり，かつて学んだドイツ語をもういちどやってみたいと思っている方だと思います。本書はどちらのニーズにも応えられるように書き下ろしました。1日5つのトピックを学び，週5日，1か月間で合計100のトピックを扱うことで，日常で使えるドイツ語をひととおり身につけます。各トピックには3つのフレーズが含まれているので，合計300のフレーズが収録されています。
それぞれのトピックはCEFR（ヨーロッパ共通言語参照枠）のA1からA2レベルを意識して構成しました。これは「学習を始めたばかりの者・初学者」(A1レベル)から「学習を継続中の者・初級者」(A2レベル)に相当します。内容としては初級文法をおおよそ網羅したものになっていて，各フレーズの解説は文法的な解説や知っておきたい知識を重点的に記しました。
途中にはコラムとしてドイツ語の文法用語について触れています。ドイツでの語学コースに参加する人の助けになることを想定していますが，単に読み物としても楽しんでいただけるよう記しました。
本書では発音の目安としてのカナを振っています。方針としては，できるだけネイティブスピーカーの発音に忠実に再現することを心がけました（したがって，ほかの本とは異なるカナが振られていることもあります）。しかしこれはあくまでも目安です。カナに頼らず，付属の音声を十分に活用してください。
東京大学大学院博士課程満期退学。言語学・ドイツ語学・ソルブ語学専攻。麗澤大学，成城大学，都留文科大学非常勤講師。現在はドイツの少数民族語であるソルブ語の文法研究に従事。
主要著書に『ニューエクスプレス・スペシャル ヨーロッパのおもしろ言語』（白水社，共著），『日本語とX語の対照2—外国語の眼鏡をとおして見る日本語—対照言語学若手の会シンポジウム2011発表論文集』（三恵社，共編）。
