※ためし読みの色は実際の書籍とは異なります。
Twitterは、生きた英語の宝庫!
最近、日本でもTwitterの話題を耳にすることが増えてきたと思いませんか。全世界のTwitter利用者数は2010年4月の時点で1億人を突破、日本国内のTwitter使用者数も、2010年に入ってから急上昇中です。Twitterは日本語で情報収集・発信をするだけでも楽しいですが、もう一つ別の使い方があります。それは「語学ツール」としてのTwitterです。Twitter利用者の多くは、英語圏の人々。つまり、Twitterは生きた英語の宝庫でもあるのです。ひとたびTwitterの英語世界に足を踏み入れたら、あふれるほどの英語情報に圧倒されることでしょう。
これほどの「英語の海」を英語学習に活用できないだろうか――そう考えて生まれたのが、本書『今日から英語でTwitter つぶやき英語表現ハンドブック』です。本書は次の3本柱になっています。
- (1)Twitterを英語学習に活用するためのアドバイス〈導入編〉
- (2)Twitterで使える、つぶやき英語表現集
- (3)Twitter愛好家おすすめアカウント60
(1)の導入編では、英語の専門家にしてTwitter愛好家でもある、お二人(『英語耳』著者の松澤喜好氏と特許翻訳者の福光潤氏)より、体験に基づいたアドバイスをいただきました。
(2)のつぶやき英語表現集では、英語でTwitterを楽しんでいる英語講師やバイリンガルの方6名にご協力いただき、Twitterで使える例文をご紹介しています。
「Twitterに興味はあるけど、英文を書くのは苦手」
「もし自分の書いた英語が間違っていたら、どうしよう」
そんな悩みを抱えている方も多いのではないかと思います。英語に苦手意識のある方は、まず本書の例文をどしどしコピーして使ってみてください。英作文は「英借文」という名言もあるくらいですから!
(3)のおすすめアカウント60では、Twitter愛好家に「英語学習に役立つ」という観点から、おすすめアカウントを紹介していただきました。
「誰をフォローすればいいのかな」
「大草原に、一人ポツンと置かれたみたい」
Twitterを始めて数日間はこの世界でどう行動してよいのかわからず、右往左往してしまうことも考えられます。そんなときは、本書でおすすめしているアカウントの中から、関心を持った人をフォローしてみてください。Twitterならではの流儀がだんだんと見えてくるはずです。
本書制作開始とともにTwitter未経験の編集部スタッフもアカウントを登録し、読者の皆さんがつまずくであろうポイントを自ら体験しました。そして、いつのまにかTwitterの世界に魅了されました。
外から見るよりTwitterの世界はずっと広大で、思い切って飛び込んでみてよかったと実感しています。Twitterは外から眺めているだけでは、わからない面白さがあります。
インプット(情報収集)とアウトプット(自己表現、情報発信)を同時に行える、優れた語学ツールTwitter――ぜひ自らアカウントを登録して、内側の世界をのぞいてみてください。
岩崎清華(語研編集部)
語研編集部の発案により、本書制作のために有志で結成したプロジェクトチーム。
チームメンバーはアメリカ・カナダ・日本と国境を越えて、Twitter経由で結集。