日常インドネシア語会話ネイティブ表現
定価:本体 2,100円+税
(税込定価: 2,310円)
ISBN978-4-87615-292-6
判型:四六判
192ページ
CDブック(CD1枚)
初級~中級
2014年10月1日発売
3パターンで決める
インドネシア語の学習を進める過程で、「もっと幅広い表現を知りたい」、「自然な会話を楽しみたい」と思ったらこの本の出番です。様々な場面で使われる自然な表現を3パターンのダイアローグ形式で学びましょう。CD付き。

※ためし読みの色は実際の書籍の色とは異なります。

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はじめに

 これまでにインドネシア語を話していて「もやもや」した経験はありませんか? 本書は,まさにその「もやもや」を解消し,日本語と同じ感覚で「気持ち」を伝えるための会話表現集です。

 では,なぜ私たちは「もやもや」するのでしょうか。依頼,疑問,感謝の意など相手に伝えたい情報はたくさんありますが,それを伝えるためのフレーズは相手や状況によって様々です。単語を覚えて文法を学べば,「取りあえず」相手に「情報」を伝えることができます。しかし,ある程度話せるようになると,自分が伝えたい本当の気持ちが表現し切れていないことに気づくでしょう。なぜなら,会話は「情報」だけでなく「気持ち」も伝えるツールだからです。今,感じているこの気持ち,日本語ならこう言うけれど,インドネシア語ではどう表現すればいい? このフレーズで相手にちゃんと伝わっているの? 本当に言いたいのはこれじゃないのに。

 この「もやもや」を解消すべく,ネイティブスピーカーのインドネシア人と日本人の著者が,お互いの伝えたいことに含まれる機微を丁寧に確認し合いながら本書を完成させました。「もやもや」の解消はもとより,インドネシアならではのフレーズもふんだんに盛り込み,気の利いた「とっさの一言」も可能です。単語に詳しい解説を加えたので,中級者はもちろんのこと,全くの初心者でもそのままお使いいただけます。「言いたいことをぴったりのフレーズで!」そんな本書をだれよりも待ち望んでいたのは著者自身です。本書を通じて,皆様のインドネシア語スキルアップのみならず,インドネシアライフがより豊かになる会話のお手伝いができれば幸甚です。

 最後に,本書の執筆にあたり,ご助言をいただいたドミニクス・バタオネ先生,湧口真由美先生,南いずみ先生をはじめとする INJ インドネシア語講師の諸先生方,全面的にサポートいただいた INJ 代表の近藤由美先生,そして大変お世話になった(株)語研の島袋一郎氏に心より感謝申し上げます。

  2014 年 9 月
イワン・スティヤ・ブディ,宮岡敬子
Daftar Isi
Ungkapan Penutur Asli Bahasa Indonesia
目 次
声をかける
1-01
挨拶をする①
2
1-02
挨拶をする②〜カジュアル
3
1-03
人に呼びかける
4
1-04
困っている人に
5
1-05
用事があって話がしたい
6
1-06
初対面の挨拶
7
1-07
初対面かどうか確認する
8
1-08
久しぶりの再会
9
1-09
人を紹介する
10
1-10
近況を尋ねる
11
1-11
品物を渡す
12
1-12
感謝する
13
1-13
贈り物にお礼を言う
14
1-14
パーティーのお礼(出席者)
15
1-15
パーティーのお礼と挨拶(主催者)
16
1-16
お世話になって
17
1-17
会話を終える
18
1-18
別れる①
19
1-19
別れる②
20
1-20
お悔やみ
21
1-21
お祝い①
22
1-22
お祝い②
23
1-23
お見舞い
24
質問する・答える
2-01
質問を切り出す
26
2-02
明確な答えを求める
27
2-03
感想を尋ねる
28
2-04
意見を尋ねる
29
2-05
名前を尋ねる
30
2-06
出身を尋ねる
31
2-07
職業を尋ねる
32
2-08
趣味・嗜好を尋ねる
33
2-09
恋愛について尋ねる
34
2-10
結婚・年齢について尋ねる
35
2-11
将来の夢を尋ねる
36
2-12
料金について尋ねる
37
2-13
わからないことを尋ねる
38
2-14
相手の理解を確認する
39
2-15
理由を尋ねる
40
2-16
肯定する
41
2-17
断定を避ける
42
2-18
知らない
43
2-19
記憶にない
44
2-20
ネガティブな回答
45
2-21
未定
46
情報を伝える・反応する
3-01
話を切り出す
48
3-02
言いづらいことを切り出す
49
3-03
率直に言う
50
3-04
口止めする
51
3-05
理解する
52
3-06
わからない
53
3-07
聞き取れない
54
3-08
意味を確認する
55
3-09
確認を求める
56
3-10
説明を求める
57
3-11
詳しい説明を求める
58
3-12
喜ぶ
59
3-13
つらい
60
3-14
いとしい
61
3-15
意外
62
3-16
驚く
63
3-17
本気か確認する
64
3-18
時間がない
65
3-19
あいづちをうつ
66
3-20
いい知らせ
67
3-21
努力などをほめる
68
3-22
服装などをほめる
69
3-23
性格をほめる
70
3-24
容姿をほめる
71
3-25
おもしろい(愉快)
72
3-26
おもしろい(興味深い)
73
3-27
激励する①
74
3-28
激励する②
75
3-29
忠告を無視する
76
3-30
忠告を無視されて
77
3-31
不審
78
意思を伝える
4-01
確信
80
4-02
提案・提言
81
4-03
同意を求める
82
4-04
賛成
83
4-05
同意見
84
4-06
そのとおり
85
4-07
ご自由に
86
4-08
同意しない
87
4-09
無理だ
88
4-10
判断できない
89
4-11
間違いを指摘する
90
4-12
妥協する
91
4-13
反論する
92
4-14
誤解を解く
93
4-15
本気だ
94
4-16
強調する
95
4-17
言葉にできない
96
4-18
推察・推量
97
4-19
言い換える
98
4-20
相手の立場に立つ
99
4-21
話題を変える
100
4-22
印象
101
4-23
希望・願望
102
4-24
電話で①
103
4-25
電話で②
104
誘う・申し出る
5-01
行動を起こす
106
5-02
誘う
107
5-03
予定を尋ねる
108
5-04
ごちそうする
109
5-05
援助を申し出る
110
5-06
任せてください
111
5-07
誘いに応じる
112
5-08
やる気を見せる
113
5-09
構わない
114
5-10
断るときの前置き
115
5-11
申し出(誘い,依頼,援助)を断る
116
5-12
別の機会に
117
5-13
先約がある
118
5-14
急用
119
5-15
多忙
120
5-16
お金がない
121
5-17
興味がない
122
5-18
ひとりでいたい
123
5-19
疲労
124
依頼する・要求する
6-01
依頼を切り出す
126
6-02
依頼する
127
6-03
許可を求める
128
6-04
助力を求める
129
6-05
写真撮影
130
6-06
車の送迎
131
6-07
金銭・品物の貸し借り
132
6-08
価格交渉①
133
6-09
価格交渉②
134
6-10
弁償
135
6-11
行動を促す
136
6-12
選択の余地なし
137
6-13
急ぎの依頼
138
6-14
催促
139
6-15
命令する
140
6-16
思いとどまらせる
141
6-17
非難する
142
6-18
言動を注意する
143
6-19
静かにさせる
144
6-20
念を押す
145
6-21
即答を避ける
146
6-22
条件をつける
147
6-23
これ以上は無理
148
問題と解決
7-01
問題を尋ねる
150
7-02
道に迷った
151
7-03
道案内
152
7-04
場所を尋ねる
153
7-05
時間に関する質問
154
7-06
落ち着かせる
155
7-07
気の毒に思う
156
7-08
心配しないで
157
7-09
たいしたことではない
158
7-10
がっかりしないで
159
7-11
自分を責めないで
160
7-12
無理しないで
161
7-13
気をつけて
162
7-14
不快
163
7-15
やる気がしない
164
7-16
憤慨
165
7-17
謝る
166
7-18
許しを求める
167
7-19
待たせる
168
7-20
責任を回避する
169
7-21
責任を認める
170
7-22
後悔する
171
7-23
二度とやらない
172
7-24
睡眠不足
173
7-25
風邪
174
7-26
体調が悪い①
175
7-27
体調が悪い②
176
7-28
緊急事態①
177
7-29
緊急事態②
178
イワン・スティヤ・ブディ

国立ガジャマダ大学日本語学科卒業,東京外国語大学日本文学研究科博士前期課程修了。ディアン・ヌスワントロ大学日本語学科講師を経て,現在,INJカルチャーセンター・インドネシア語主任講師。インドネシア語のグループ,プライベート,オンラインレッスンを担当するほか,通訳・翻訳者,語学・文化セミナー講師としても活躍。共著は『CD付バッチリ話せるインドネシア語』(三修社)。

宮岡敬子

大学卒業後,商社勤務を経てインドネシア大学文学部外国人向けインドネシア語プログラム(BIPA)にてインドネシア語を学ぶ。現在,INJカルチャーセンター・インドネシア語講師。インドネシアのロック,ポップス,ダンドゥットを演奏するアマチュアバンドGin☆DoRaではボーカル担当。共著は『タビトモ会話バリ島インドネシア語』(JTBパブリッシング)。

近藤由美

青山学院女子短期大学英文学科卒業。INJカルチャーセンター代表。インドネシア語ほか東南アジア言語教育に携わる。共著は『らくらくインドネシア語初級(CD付)』(INJ),『CD付インドネシア語が面白いほど身につく本』『CD付タイ語が面白いほど身につく本』(中経出版),『ニューエクスプレス マレー語』(白水社)他多数。
INJカルチャーセンター www.injcc.com

【執筆協力者】
ドミニクス・バタオネ,湧口真由美,南いずみ