全国通訳案内士試験「地理・歴史・実務」直前対策問題集
植田一三:監修+高田直志:著
定価:本体 2,400円+税
(税込定価: 2,640円)
ISBN978-4-87615-348-0
判型:A5判
304ページ
テキスト
2020年4月15日発売
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最重要事項をしっかり整理。
「トレーニング問題」「実戦問題」を通して,
一気に実力アップ!

【本書の5大特長】
1.最新の「日本地理」「日本歴史」「通訳案内の実務」筆記試験の出題傾向と対策を知ることができる!
2.出題確率が高いテーマ・項目について整理されているので,無駄なく効果的に学習できる!
3.【最重要テーマ別】実力アップ・トレーニング問題を通して,要点をしっかりチェックできる!
4.「実戦問題」を通して本番に近い状況で問題を解くことができる!
5.付録の赤シートを利用すれば,重要キーワードの暗記に役立つ!

※ためし読みの色は実際の書籍の色とは異なります。

プロローグ

 地理・歴史・一般常識は、過去問題の解説本以外に本格的な参考書が皆無に近かった中、2015 年 6 月に『通訳案内士試験「地理・歴史・一般常識」直前対策』を出版し、お陰様で多くの読者を得ました。その後 5 年間、類書が雨後の筍のごとく出版され、書店や amazon などのコーナーも賑わってきましたが、その姉妹本として2019 年夏出版の『全国通訳案内士試験「一般常識」直前対策問題集』に続き、このたび本書を発行する運びとなりました。

 2018 年の法改正以降の試験では、現場に即した問題を出題する方向性が確定していますので、本書は受験前から試験合格後まで重要なその「実用主義」を貫きました。まず、2000 年度以降の過去問題を徹底分析した後、それらに関する名所を実際に巡り、「日本地理」では、箱根や立山黒部アルペンルートの乗り物の問題、上野と周辺の位置関係、大阪のキタとミナミの違いなど、単なる試験対策以上に、業界に一歩入れば当然必須の地理的知識から問題を作成しました。

 また、ガイドになればその土地について話すことが多いので、地域の包括的な歴史の学習や地方史を通して日本史を見るという視点をふまえ、「日本歴史」では、永田町や山口県と近代政治史、広島県を舞台に活躍した人物の歴史、長崎や函館の外交史など、徹底的に「土地」にこだわりました。

 「通訳案内の実務」では、正解選択問題が多い中、あえて誤答選択問題を増やすことで、問題文を正確に読む能力を身につけていただきます。さらに「顧客にベジタリアンがいたらどうするか?」「温泉旅館に入る前に顧客に話すべきことは?」「レストラン、ドライバー、旅行会社との付き合い方は?」など、通訳案内業務をする際に直面する諸問題を解決すべく、「このような場面にはこのように動け!」という「場面主義」を貫きました。

 本書を利用して合格されるのはもちろんのこと、単に問題が解けた、解けないで一喜一憂するのでなく、解説を熟読していただき、問題の背後にあるものをつかんでいただきたいと思っています。日韓の政治問題、観光公害問題、首里城の火災、コロナウイルス問題など、多くの問題を抱えている昨今だからこそ、本書で学ぶことで「日本を世界に知っていただく」にたる見識をもつ通訳案内士として活躍されんことを心から祈っています。それでは皆さん、明日に向かって通訳案内士の道を、

Let’s enjoy the process!(陽は必ず昇る)
2020年3月
高田直志
植田一三

植田一三の本

高田直志の本