外資系企業や国際企業で働くビジネスパーソンの現場で不可欠な電話英会話表現を101のシチュエーション別にまとめています。覚えておきたい重要表現は大きく取り上げ、詳細な解説も加えています。各例文には「丁寧度」の目安も紹介しているので、状況に合わせたふさわしい英語表現を選び取ることができます。別売CD(2枚組)には、本書の「重要表現・会話例・類似表現・関連表現」の例文が収録されています。
※ためし読みの色は実際の書籍とは異なります。
はじめに
最近、日本企業でも英語公用語化の波が押し寄せてきています。英語で電話応対をする必要に迫られているビジネスパーソンも多いのではないでしょうか。
本書では外資系企業や国際企業で働くビジネスパーソンなどを対象に、電話英会話で必須となる英語表現を101のシチュエーションに分けてご紹介しています。
本書の特筆すべきポイントのひとつは、各例文に「丁寧度」の目安を設けたことです。英会話表現をたくさん覚えても、各表現の丁寧度を知らないと、どんなシチュエーションで使えばよいか、なかなかわからないものです。映画やドラマで覚えた英語表現は、ビジネスシーンにはふさわしくないことがあります。状況ごとにふさわしい英語を使える「できるビジネスパーソン」になるべく、本書で学習する際には、「丁寧度」にもぜひ着目してください。
別売CD(2枚組)には、本書の「重要表現・会話例・類似表現・関連表現」の例文を収録しています。学習効果を高めるため、ご活用いただければ幸いです。
本書に登場した、ビジネス電話に必須の例文を声に出して覚え、実際のビジネスシーンで役立てていただければ、著者としてこれに勝るよろこびはありません。
CONTETS 目次
福岡県出身。南雲堂出版,アスク講談社,NOVAなどで,大学英語教科書や語学系書籍・CD-ROM・Webサイトなどの編集・制作・執筆に携わる。現在,語学書籍の出版プロデュース・執筆・編集・翻訳などを行うアルファ・プラス・カフェ(www.alphapluscafe.com)を主宰。『絶対『英語の耳』になる! リスニング50のルール1〜3巻』(三修社),『起きてから寝るまで英会話口慣らし練習帳(完全改訂版)』(アルク),『つぶやき英語』(アスク出版),『英会話 見たまま練習帳』(DHC),『英語で自分をアピールできますか?』(角川グループパブリッシング),『ネイティブ英語がこう聞こえたら,この英語だ!』(主婦の友社),『使ってはいけない英語』(河出書房新社)ほか,著訳書・編書は200点余りに及ぶ。『English Journal』(アルク),『CNN English Express』(朝日出版社)など,雑誌媒体への寄稿や,ブログ(メルマガ)『Kaz & Andyの毎日の英会話』の執筆も行っている。
米国カリフォルニア州出身。カリフォルニア州立大学バークレー校卒業。1991に来日後,企業の翻訳部などで活躍。経済関連の新聞記事の英訳,日本リーバー,日本コカ・コーラ,グラクソ・スミスクライン,日本ロレアルなど,エンド・クライアント向けのマーケティング・リサーチ報告書等の英訳やプルーフリーディング,プレゼンテーションの通訳などを経験。パソナ,小学館プロダクション,伊藤忠,NTT,日本生命などでの英語講師も務めるなど,マルチに活躍している。著書に『自己PRの英会話』『英会話は,お返事でうまくいく』(三修社),『日常生活を英語でドンドン説明してみよう』(アスク出版)などがある。
英文校正:Andy Boerger(A+Café)